ゴールを目指すポスティング 東京
東京あたりだと土地なんてとんでもない、もし土地があったとしても、2億じゃロクな校舎が建たないでしょうから、2億円の借金の肩替わりなんて、その大学の経営権を握れるのなら、日本側にとってはこんな安いものはないでしょう。
この大学を数年の計画で日本人とアメリカ人を半々にしたユニークな大学にするということですが、日本人が半分になって、あと半分アメリカ人がくるかどうかはまだ疑問です。
現在、このTという大学のもつ分校はアメリカに4校あります。
そして日本にある短大などもふくみ、4月にはすべての学校の合同の入学式が日本であります。
そもそもアメリカの大学は卒業式は盛大ですが、入学式はありません。
入学はチャンスをあげるという意味で、卒業を保証したわけではないためです。
従って、そのためというわけもあるのでしょうが、あくまでTという大学のグループであるということを強調するためでもあるのです。
このことは、学生の親達に安心感を与えるのに大変いい方法です。
どこかに所属していること、特に自分達と同じ匂いがして、みんなが知っている団体に帰属していることを安心と思う日本人にとって、アメリカの大学ではあるが、それはあくまで日本に所属しているので、就職なども日本のT大を出たのと同じ条件で見つけることができ、色々なこともTが責任をとり面倒みてくれてとても安心、ということになるのです。
実際、日本にいるのと変わらないので、本当の意味の留学、つまり普通のアメリカの大学に編入したいという希望が渡米した学生達から出ることも多いのですが、親達は納得しません。
「危ない」「誰が守ってくれるの」「就職はどうなるの」「ともかくそこを卒業しさえすれば大学出になるのだから目をつぶって4年間行きなさい」というようなことが反対の理由です。
これではアメリカに行っていても、発想はすべて日本的で、何のための留学かと本当にがっかりするのですが、日本人的ワクから出ないことが親にとって最大の安心なのです。
この安心はおそらく、5年か、10年先程度のことであって、決してそれ以上先の世の中を考えてのことではないのですが、「うちは、小さな商売をやっていて息子はそこを継ぐので、ともかく大学さえ出てくればいいのです。
そうでないとお嫁さんをもらえませんので。
特に冒険はしてほしくありません」と言われると返す言葉も気力もわきません。
別のSという大学は、はじめから土地を買って校舎を建てて分校を作ったのですが、何しろ広いアメリカのことですから山の中にポッという形で(アメリカの大学はそもそもそういうところが殆んどです)、日本からやってきた日本人だけが暮らしているわけですから、”何やら日本人村があるな”、という感じなのです。
相性のよいポスティングをみつけるには、より多くのポスティングを試し、経験を重ねるしかないのではないでしょうか。
ポスティング 東京だけが先行して、肝心のポスティング 東京の内容はあまり知られていないようです。